「“思いやりの奪い合い”が当たり前の職場で、機能を“守る”リハビリを。」

シニアスタイル西宮北口 機能訓練指導員(PT)・永峰陽斗さん

シニアスタイル西宮北口で機能訓練指導員(PT)を務める永峰陽斗さんは、1対1の個別リハビリを週3回・30分という枠組みの中で、利用者一人ひとりに合わせた機能訓練を提供しています。 急性期病院のように“機能を上げて退院へ”ではなく、慢性期の生活を支えるために“機能低下を緩やかにする=維持”を主眼に置くのが、シニアスタイルのリハビリの特徴です。
少人数チームで「全員で全員を見る」体制、他部署と日常的に交わされるコミュニケーション、そして永峰さんが口にした「思いやりの奪い合い」という言葉に、この職場の文化が凝縮されています。

CHAPTER 01

個別リハビリ×慢性期ケア――“上げる”よりも“守る”という価値

永峰さんの一日は、個別リハビリを1人30分で組み立て、週3回の頻度で継続していくことから始まります。

ベッド上で過ごす時間が長い方には関節拘縮を防ぎ、進行を緩やかにするアプローチを、「自分でトイレに行きたい」という目標を持つ方には立ち上がり・立位保持・歩行など、生活に直結する動作の練習を積み上げます。

シニアスタイルでは担当制に縛られず、リハビリスタッフ6名で入居者の皆さん(約90名弱)を“全員で全員”見るのが基本。永峰さん自身も1日に13〜14名を個別に見る日があると言います。方法は各自に委ねられつつも、目標はチームで共有し、全員で同じ方向を向く。慢性期の現場で“守るリハビリ”を実現するための体制です。

「うちの施設では1対1の個別リハビリで、週3回・30分でやっています。寝たきりの方には間接拘縮が起こらないように現状維持を目指しますし、トイレに自分で行きたい方には立ち上がりや歩行など、その方に必要な動きを練習します。」

CHAPTER 02

病院と施設の“目的の差”――それでも現場に灯る喜び

病院時代は担当制で、6人ほどを継続的に受け持ち、「歩けなかった人が歩いて退院する」といった目に見える改善に立ち会う機会が多かったと振り返ります。

一方、シニアスタイル西宮北口のような慢性期では、どれだけ支えても機能が下降していく現実に向き合うことも少なくありません。それでも永峰さんは、リハビリを“生活の刺激”として楽しみにしてくださる方が多いことに大きな意義を見出しています。

運動だけでなく30分の対話がQOLを支える――病院とは違う手応えが、ここにはあります。

「病院は機能を上げて退院がやりがいでした。こちらは慢性期なので維持がメイン。それでもリハビリが唯一の楽しみという方もいて、『体が軽くなった』と喜んでくださる。その言葉が励みになります。」

CHAPTER 03

「全員で全員を見る」チーム――人間関係を大切にするというポリシー

担当を固定しないのは、情報共有を密にして全員で支えるため。永峰さんは、仕事の価値観として「人間関係を最も大事にする」と明言します。
従業員を大切にする会社は離職率が下がり、サービスが安定する――そんな実感があるからです。

過去に“仕事をする人/しない人”で分断があった現場も経験したからこそ、シニアスタイルの今のチームで日常的に対話し、助け合う空気を誇りに感じています。「人間関係はすごく大事にしています。そこがうまくいかなければいいサービスは提供できないと思うんです。ここはみんなで相談し合えるのが自分の働き方に合っています。」

CHAPTER 04

部署を越える連携で、ケアは“お互いに楽”になる

シニアスタイル西宮北口では、リハビリ内だけでなく他部署とのコミュニケーションも日常的です。
移乗や起き上がりが難しい方のケアについて、「こうするとお互いに楽になりますよ」という身体の使い方(ボディメカニクス)を、永峰さんたちPT側から介護職へ提案・共有する取り組みが進んでいます。

以前は連携が弱かった時期もあったそうですが、対話を増やしてからは相談が増え、現場の負担が軽くなったという実感が広がりました。ケアの品質は、こうして部署間の壁を越える会話の量に比例して底上げされていきます。

「移乗が難しいケースに体の使い方をお伝えすると、『すごく楽になった』と返ってきます。普段から話しているから『また呼んでください』と言い合えるんです。」

CHAPTER 05

働きやすさと“思いやりの奪い合い”――永峰さんが見ている未来

永峰さんがシニアスタイルの働きやすさとしてまず挙げるのは、オン/オフの切り分けです。前職の病院ではサービス残業が当たり前になりがちで、休憩60分も削られがちだったのに対し、ここでは定時に帰る・休憩はしっかり取るという姿勢がチームで徹底されています。

さらに、少人数チームでも年齢や経験に関係なく意見を出し合えるフラットさも魅力。最年少・経験年数が浅い立場でも、言いたいことを言える雰囲気があると言います。
一方で、人手不足で時間が取りづらい課題も正直に語りますが、そこでも見えるのは互いを思いやってカバーし合う姿。

永峰さんはそれを「思いやりの奪い合い」と表現し、シニアスタイル西宮北口の文化だと笑います。

「定時で帰る、休憩は60分――ここはオンオフをしっかりと言ってくれます。少人数チームでも年齢や経験に関係なく意見交換できますし、忙しい人がいれば他が回って時間を作る。まさに“思いやりの奪い合い”です。」

MESSAGE TO FUTURE COLLEAGUES

「協調性があって、周りを見て思いやりを持って動ける人と働きたいです。知識・技術は後からついてくる。ここは声を上げれば誰かが拾ってくれる職場です。」

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